奈良県への移住でおすすめの地域は?
奈良県は、近畿圏での移住先として人気を高めています。ただ、奈良県といっても移住先の地域は一つだけではなく、それぞれ住み心地も大きく異なります。
人気の高い地域ですが、県庁所在地がある奈良市は最も人口が多く、交通アクセスの良い地域です。北西部にあり、大阪府や京都府へのアクセスも良いため、居住を奈良県にし、他府県へ通勤するといった動きも十分にできます。
同じ北西部に位置する王寺町も人気の地域です。JR王寺駅は快速電車が停車する駅であり、大阪の中心地である梅田までは乗り換えなしで移動できます。時間はかかるものの、乗り換え1回のみで新幹線の停車駅である新大阪駅を利用できます。
奈良県は新幹線の停車駅がないことで敬遠されることも多いですが、そこまで頻繁な利用でないのであれば王寺町への移住も問題ないでしょう。
同じ北西部に位置する橿原市と生駒市も人気です。どちらも奈良市に次ぐ人口の多さで、自然も多く、歴史的な建造物や街並みも広がります。旅行でしか見られないような建造物が数多く点在しており、常に旅行気分が味わえます。また、ショッピングモールや病院など、普段の生活に必要な施設も充実していることから、不便さを感じることも少ないでしょう。
ここまでご紹介してきた通り、人気の地域は北西部に集中しています。これは、発展している市町村が多いこと、大阪や京都へのアクセスが良い部分が影響しています。もちろん、さらに田舎を求めて移住するのも良いでしょう。しかし、急に都心部から田舎への移住は失敗する可能性も高いため、まずはアクセスと暮らしやすさを両立した北西部で移住を始めるのが良いかもしれません。